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November 23, 2015

Cruelty-Free(動物実験フリー)な年末の大掃除

~日常生活でも思いやりのある選択を~

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル

  • Cruelty-free (動物実験フリー)な買い物をすることで、不必要な苦痛を動物に与えずにすみます。Przemyslaw Rzeszutko/istock

私たちの日常生活には、見えないところで多くの動物が関わっています。例えば、私たちが日常生活で使っている製品には動物実験が実施されている場合があり、動物実験をしていない製品を選んで使うなど、日常の些細な選択肢により、動物の命を救うことに貢献することができます。年末の大掃除をきっかけに、動物実験について考え、思いやりのある選択をしてみませんか。

 

Q: Cruelty-Free(動物実験フリー)な年末の大掃除」って?

A: Cruelty-Freeな年末の大掃除」は、家庭用洗剤を対象とした動物実験で苦しんでいる動物がいることやcruelty-freeな選択肢があることを知ってもらうためのヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI)の取り組みです。 リーピング・バニー(Leaping Bunny cruelty-freeの製品を認証するためのプログラム)により認証された製品は動物実験をせずに製造されたものであるという保証があり、また、昔ながらの掃除方法を用いることにより、動物実験が実施された可能性が高い有害な化学物質の使用を避けることができます。

Q: 家庭用洗剤では、動物実験は義務付けられているの?

A: ほとんどの国において、家庭用洗剤に特定の動物実験の要件が課されることはほとんどありません。法令により、製品の安全性が保証されなければならない旨が規定されている場合でも、必ずしも動物実験が用いなければならないと規定されているわけではありません。しかし、洗浄製品に「新規」原料が用いられていたり、「殺菌」や「抗菌」効果があるとうたわれているものについては、事実上、動物実験が実施されています。大半の場合、最終的には、製品に動物実験を実施するか否かは、製造者の選択にゆだねられます。家庭用洗剤を製造する企業は、動物実験を必要としない既に安全性が確立されている原料を使うことにより、新たな動物実験を回避することができます。このような原料は、往々にして毒性がなく地球にもやさしいものなので、cruelty-freeな製品を使うことは、人にも地球にもやさしい可能性が高いのです。

Q: 家庭用品にはどのような動物実験が実施されているの?

A: 家庭用品に含まれている原料は、その他の化学物質と同じ試験の対象となる場合があります。このような試験には、皮膚刺激性試験、眼刺激性試験、化学物質中毒にした動物やその子世代の調査や、大量の試験物質を強制的に喉に流し込んだり吸引させたりして致死量を確認するための、非難が絶えない「急性毒性試験」などが含まれます。鎮痛処置は通常行われません。

Q: 動物実験は信頼できるの?

A: ほとんどの動物実験は、人間への影響を適切に予測できるかどうか、適切かつ科学的に評価されたことがありません。その結果、実世界におけるヒトへの被害を過剰評価もしくは過大評価しすぎてしまう可能性があります。ヒトとその他の動物は、生理的及び生化学的に異なるため、化学物質に暴露された際の反応も異なる場合があるのです。げっ歯類においては異なる種、系統や性別でも顕著な差異が出る場合があるので、これらの動物を使ってヒトに対する影響を予測するということはとても難しいことです。これに対して、動物実験の廃止を宣言した企業は、既に安全性が確立されている約8000の原料と、そのほとんどが動物実験よりもはるかに適切に人間への影響を評価できる既存の代替法を用いて、cruelty-freeな家庭用洗浄剤を製造しています。

Q: リーピング・バニーでどのようにcruelty-freeな掃除ができるの?

A: Cruelty-freeな買い物をすることは、動物にとって大きな助けとなります。動物実験をしていない企業のみから商品を購入することにより、買い物をする度に動物の命を救うことができるのです。HSIは、製品がcruelty-freeであることを保証する取り組みとしては唯一国際的に認知されているリーピング・バニー(Leaping Bunny)を支援しています。リーピング・バニーのグローバルなショッピングガイド(国際版PDF、英文のみ)こちらからダウンロードすることができます。リーピング・バニーにより認証されたcruelty-freeな家庭用洗浄剤は、多くの国のスーパーや薬局等で購入でき、ネット通販だとさらに多くの種類の製品が購入可能です。

また、HSIは、日本で購入可能なcruelty-freeな製品をまとめた日本語のショッピングガイドを公表しています。日本でcruelty-freeな買い物をする際は、こちらを活用し、ぜひ大掃除を思いやりのあるものにしてください。

Q: 台所にあるものを使うことでも動物の命を救うことができるの?

A: リーピング・バニーに認証された製品を使う以外に、レモン汁やお酢など、どこの台所にもあるようなものを使って掃除をすることもできます。これらは何十年もの間使われている原料なので、新たな動物実験が実施されていません。以下、これらの原料を活用するためのヒントです。

·         重曹(重炭酸ソーダ) - 従来はパンなどを焼くために使われるものですが、洗浄剤としても活用できます。水と混ぜると、様々な素材に使える洗浄用ペーストを作ることができます。また、重炭酸ソーダは、流し台のつまりを解消するために使うことができます。流し台の排水溝に重炭酸ソーダをふりかけお酢を流すと、泡によりつまりを取り除くことができます。また、便器に重曹をふりかけ一晩置いておくことで、便器を洗浄することができます。カーペットに重曹をふりかけて一晩おいておき、翌日掃除機で吸い上げれば、カーペットの臭いを取ることもできます。

·         炭酸水 - 炭酸水をペーパータオルに含んで汚れをたたくと、シミ取り効果があります。

·         お酢 - お酢は水垢を取り除くのに最適です。布巾をお酢に浸したもので、水道の蛇口やシャワーをきれいにすることができます。窓の拭き掃除には、お酢を25%、ぬるま湯を75%の比率で混ぜたものを布に含ませて使います。布で拭いた後、窓をくしゃくしゃにまるめた新聞紙で磨くことによりピカピカになります。

·         ホウ砂とレモン汁 - ホウ砂とレモン汁を使ったペーストを作り、それを便器に直接塗って数時間置いておくことにより、便器を洗浄できます。ペーストはスポンジでふき取り、トイレを流すことにより取り除くことができます。

·         湿らせた布 - 湿らせた布で軽く拭くことにより、化学物質が入ったスプレーなどを使わずに、素早く効果的にほこりを取り除くことができます。

Q: 製品試験から動物を救うために、HSIはどのような取り組みを実施しているの?

A: HSIは、動物実験を永遠に終わらせるための取り組みを展開しています。動物実験を、動物を用いない最先端の代替法に置き換えるために、HSIは世界各国の政治家に対して、ロビー活動を展開しています。また、世界中の大学、企業や政府機関と前例のないパートナーシップを結び、超高速の細胞試験や高度なコンピューターモデルを組み合わせた、安全性試験における全く新しい「21世紀」アプローチを支援し、推し進めています。これらの最先端のアプローチは、結果を出すために何カ月、場合によっては何年もかかる動物実験とは異なり、数時間で試験結果を出すことができます。例えば、HSIは化粧品の動物実験を禁止に向けて大きく貢献しています。我々のキャンペーンは、EUをはじめ、インド、中国やニュージーランドにおける化粧品の動物実験禁止の実現において鍵となる役割を果たしており、さらにブラジル、台湾、ニュージーランド、韓国やその他の地域における進展を引き起こす原動力となっています。化粧品の動物実験に関するHSIの取り組みについては、インフォグラフィックをご覧ください。

Q: どのようにこれらの取り組みを支援できるの?

A: 思いやりのある選択肢について一人でも多くの方に知ってもらえるように、Cruelty-Freeな年末の大掃除」のメッセージの発信のお手伝いをしてください。フェイスブックやツイッタ―などでこのページへのリンクをシェアして、友達や家族にもメッセージを広めてください。HSIのキャンペーンのページにも、動物実験を終わらせる取り組みのご支援の方法について記載していますので、ぜひご覧ください。

 

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