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May 28, 2014

ベトナム、中国に続き、台湾でも化粧品の動物実験禁止運動が活発化  Cruelty-Freeはアジアのトレンドへ

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル;台湾動物虐待防止協会

Humane Society International; Taiwan Society for the Prevention of Cruelty to Animals

  • 台湾動物虐待防止協会

台湾動物虐待防止協会とヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルのBe Cruelty-Free キャンペーンは、台湾の議員たちに対し、アジアで勢いづいている化粧品とその原料への残虐な動物実験の禁止の動きに参入するよう、決断力を持った行動を促している。このような動物実験は、欧州連合、ノルウェー、イスラエル及びインドにおいて既に禁止されており、現在そのほかのアジア各国もcruelty-freeな(動物に苦痛を与えない)化粧品に移行する動きを見せている。

インドは20136月に化粧品の動物実験の実施を禁止しており、さらに今月、動物実験が実施された化粧品の販売の禁止が提案された。先週、ベトナム政府は化粧品のためのウサギのドレイズテストの禁止を発表した。さらに中国は、来月、国内で製造された化粧品の動物実験の義務を廃止する予定である。

台湾動物虐待防止協会のベッキ―・ハントは次のように述べている。「ここ台湾では、残虐で科学的に信頼性の低い、目、皮膚や経口投与などの毒性試験により、動物が苦しむことが未だに許されています。このような試験を終わらせる方向に急速に動いている世界の動きにはそぐわない現状です。アジア各国でこのような動きがあり、台湾が取り残されることがないようにしていきたいと思います。ただ、抜け穴がある禁止は動物のためにはならないので、政策立案者がしっかりとした法令を支持してくれることが必須となります。Be Cruelty-Free台湾は、化粧品の動物実験を終わらせるための世界最大規模のキャンペーンの一部であり、このキャンペーンの関係者には、EUやインドの禁止に貢献した専門家もいます。ですので、世界レベルで誇らしく思えるような法案を提案できる立場にあると考えています。」

台湾の化粧品関連の法律は、非薬用化粧品の動物実験を義務付けていない。しかし、企業によっては、化粧品の新規原料に対して様々な動物実験を実施している場合がある。そういった試験では、ウサギなどの動物は、毛を剃った皮膚に化学物質を塗りこまれたり、目に点眼されたり、致死量に至るほど強制的に経口投与されたりする。しかし、近年科学者の中では、このような時代遅れの試験方法の科学的欠点に対する認識が強まりつつある。

HSIの研究・毒性学部門のディレクターであり、動物を使用しない試験方法の専門家として世界的に認められているトロイ・サイドルは次のように述べている。「動物を用いたこれらの試験は、1940年代に開発されたものもあるほど時代遅れで、消費者の安全を十分に保証するにはそぐわない方法です。動物を用いた試験の大きな問題点の一つは、ウサギやマウスと人間に、重大な生理学的・生化学的な差異があるため、これらの動物が人間と同じように化学物質に反応しないという点です。これらの試験方法を使って人間に対する化粧品の安全性を評価するということは、消費者の健康でロシアン・ルーレットをしているようなものです。ですので、化粧品の規制の中から速やかにこれらの試験法をはずすように、世界各国の規制当局に助言させていただいております。これに対し、動物を用いない試験方法は、世界最高基準を満たすように有効性が科学的に評価されており、既に安全性が確立されている何千もの既存の原料と組み合わせて使うことにより、より迅速かつ安価に化粧品の安全を評価することができ、動物を用いた試験より、より信頼性の高いエシカルな方法となります。」

Be Cruelty-Free キャンペーンは、各国政府、規制当局や国会議員との高レベルな対話や、科学者を対象とした動物を使わない試験方法に関する実践的なトレーニングへの資金提供等を通して、世界中に変革をもたらしている。オーストラリア、ブラジル、ニュージーランド及びアメリカにおいて、化粧品の動物実験を禁止するための法案や改正案が提出されたことに関しても、Be Cruelty-Freeキャンペーンが大きく貢献している。

HSIBe Cruelty-Freeキャンペーンの政策ディレクターのエミリー・マックアイバ―は、実効性のある禁止を担保する法案を策定するためには、台湾の立法者は注意深く選択肢を吟味しなければならないと言う。マックアイバ―はEUの化粧品の動物実験禁止の達成に貢献しており、動物福祉に多大に貢献したということでヘンリー・スピラ賞とラッシュの特別賞を受賞している。

マックアイバ―は次のように述べている。「台湾にとって、迅速かつ簡単に一般化粧品の動物実験を禁止できる機会であり、消費者の利益のため、また動物福祉のために、これを進めるべきだと思います。EU、イスラエル及びインドといった先例やその他各国における方向性に沿った進展となります。アジアにおけるCruelty-freeへの流れを受け入れるだけではなく、グローバルに障壁のない貿易ができる位置につくことができ、台湾の化粧品企業がEUで製品を販売できるように保証することもできます。」

台湾の消費者は、Be Cruelty-Freeの誓約に署名することにより、台湾、そして世界中で化粧品の動物実験を終わらせることへの支持を示すことができる。Be Cruelty-Free台湾は先ごろ、有名人参加のもと、議員、美容ライター、化粧品企業などを対象とした動物実験されていない化粧品のお試しパーティーを開催し、関係者にこのグローバルなキャンペーンについて知ってもらう機会を設けた。

 

問い合わせ:

Connie Chiang  +886(2)-2367-0317, connie.chiang@spca.org.tw

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