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January 12, 2015

動物実験の規制の現代化に関する韓国の提案を歓迎 - しかし、禁止に向けてはさらなる取り組みが必要

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルの #BeCrueltyFree思いやりのある美しさキャンペーン は化粧品の原料も含む、化粧品の動物実験の完全な禁止を求めます

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル Be Cruelty-Freeキャンペーン

  • © imagebroker/Alamy

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI)#BeCrueltyFree思いやりのある美しさキャンペーンは、多くの動物実験に関する提案が盛り込まれた韓国農林畜産食品部の動物福祉に関する五ヵ年計画案を歓迎した。しかし、#BeCrueltyFree キャンペーンは、完成品と原料双方を含む化粧品の動物実験の完全な禁止を求めて、韓国政府に働き掛けを続ける予定である。

計画は、ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル、Korea Animal Rights Advocates(KARA) やその他の関係者による、規制の現代化を求める数年間におよぶ国内におけるロビー活動の末公表された。計画には、たばこやアルコール等の分野の毒性試験における動物実験の禁止や、すでに代替法の存在する試験における代替法の使用の義務付けや、化粧品の完成品と原料の双方の動物実験の段階的な禁止等の提案が盛り込まれている。

しかし、盛り込まれている提案はいずれも合意が形成されておらず、この後、食品医薬品安全処、教育部及び未来創造科学部により検討されたものが最終版となる。また、韓国では化粧品の完成品に対する動物実験は実質廃止されていること、原料に対する動物実験の禁止についてタイムラインが示されていないこと、動物を使用しない代替法の存在が禁止の条件となるのかが不明瞭であること等、提案された化粧品の動物実験の禁止の効果については疑問が残る状態である。

HSI#BeCrueltyFreeキャンペーン・ディレクターのクレア・マンスフィールドは次のように述べている。「農林畜産食品部の五ヵ年計画は大きな進歩であり、ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルの、代替法に対する予算の増加と毒性学試験における代替法の使用を求めるための数年間に及ぶロビー活動が実際に効果を及ぼし始めていることを示すできごとであると思います。韓国における化粧品の完成品に対する動物実験の禁止は重要であり、我々の勝利を象徴するようなできごとでありますが、中国市場で販売するための動物実験以外、化粧品の完成品に対する動物実験は、世界各国の化粧品業界において10年以上前から行われていないため、これによって動物の命が救われることはほとんどないでしょう。

必要なのは、HSIが取り組んでいるような化粧品の原料に対する動物実験の禁止です。原料に対する動物実験こそが多くの動物の犠牲を伴う部分です。提案された禁止について正式な合意が形成でき、重要な化粧品の原料に対する動物実験の禁止が成立し、これらができる限り早い段階で施行されるよう、HSIは農林畜産食品部や食品医薬品安全処に働きかけています。」

韓国の化粧品業界もHSIと同様の懸念を示している。Daily Cosmetic journal において、韓国化粧品協会は、完成品に対する動物実験の禁止の効果は限られたものとなるとし、次のように説明している。「加盟企業を対象に、化粧品の動物実験に関するアンケート調査を実施した。調査対象の内106社が化粧品の動物実験を実施していないと回答した。」

 

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