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October 8, 2013

韓国初の動物実験代替法センターの構想を歓迎します

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル (Humane Society International)

  • Be Cruelty-Free コリアキャンペーンは、韓国の代替法開発の能力を向上させることを、鍵となる戦略的目標として位置付けていた。Dra Schwartz/istock

ロンドン 韓国が、国内初の動物実験代替法の開発と評価のためのセンターを設立する。動物実験を代替するために、韓国、そしてグローバルに各国政府や科学者と協働しているヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI)は、センターの設立は、最先端の科学を実践するための韓国の能力を大幅に向上させるとしている。

化粧品の動物実験を終わらせるためにHSIKorea Animal Rights Advocates (KARA) により展開されているBe Cruelty-Freeコリア キャンペーンは、キャンペーンが開始された2012年当初、韓国の代替法開発の能力を向上させることを、鍵となる戦略的目標の一つとして位置付けていた。 

このセンターは2016年完成予定であり、完成後は、ブラジル、ヨーロッパ、日本及びアメリカにある同様のセンターと共に、動物を用いない試験方法の機運を盛り上げる中心的役割を担うこととなる。 プロジェクトには1660億ウォン(170億円)が割り当てられ、センターは、動物の使用の代替、削減、改善につながるような、新たな微生物、細胞、組織及びコンピューターによるアプローチの開発に焦点を当てる。 

HSI
の研究・毒性学部門のディレクターのトロイ・サイドルは次のように述べている。「我々のBe Cruelty-Freeキャンペーンにおいて優先順位の高い目標が韓国政府により実施され、うれしく思っています。現代的かつ人間に適用できる研究や試験の整備に対する韓国の投資を増やすことは、化粧品や化学物質の安全性試験や生物医学研究の動物実験の代替を促進します。韓国の新たな化学物質の規制であるK-REACHや、ヨーロッパにおける新たに動物実験がされた化粧品の販売禁止などにより、時間がかかり、かつ高額で、多くの場合信頼性の低い動物実験を、もっと高度な技術に代えることが大変重要になってきます。」

韓国において、動物を用いない試験方法を開発・評価できる施設の数は限られている。世界的に見て、化粧品や化学物質の安全性評価に関する規則では、従来の動物実験ではまかなえないような時間の制約と精度を要求される。例えば、韓国における欧州連合のREACHスタイルの化学物質の規制は、全ての新規の化学物質に試験を義務付けるものである。従来の動物を用いた方法は、無数の動物の福祉を犠牲にし、何年もかかり、人間に必ずしも適用できない結果を生む。より合理化され、人間にも適用できる戦略に路線変更できるよう、韓国の技術力を向上させることは必須である。

2013年に施行された、欧州連合の新たに動物実験された化粧品の販売禁止も、変化を促す動機となる。動物実験を用いて新規の原料や製品の開発や試験を行っている韓国の企業は、世界最大の化粧品市場で販売することができない。韓国国内からも、代替法への変革に加わるよう、同等の圧力がある。HSI Be Cruelty-Free コリアキャンペーンでは、ヨーロッパ、インドやイスラエルのような化粧品の動物実験の禁止に向けて活動し続けていく。

Korea Animal Rights Advocates (KARA)Borami Seo は次のように述べている。「韓国の動物実験代替法センターは、正しい方向への第一歩となり、科学面、経済面、そして消費者の安全面で素晴らしい恩恵をもたらすことでしょう。このような新たな試験方法の多くは、最先端の技術を象徴するものです。企業や科学者がこれらの試験方法に、より容易にアクセスできるようになれば、韓国の研究の質の向上のみならず、将来より人間に適用しやすい科学的ツールを開発するという刺激的かつ収益につながる取り組みにおいて、韓国の科学者も役割を担うことができるようになります。」

以上

問い合わせ:

 HSI/UK Wendy Higgins, +44 (0)7989 972 423, whiggins@hsi.org

 

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI) 及びそのパートナー団体は、世界最大級の動物保護団体です。HSI 20年以上にわたり、科学、アドボカシ―、教育及び実践プログラムを通して全ての動物の保護に取り組んできました。「世界中の動物に畏敬の念を示し、動物虐待に立ち向かう」ウェブサイト― hsi.org/becrueltyfree

 

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